◆第7回Text-Revorutions 委託&一般参加でした
 こんにちは服部です。2018年7月16日に行われた文章系同人誌即売会「Text-Revorutions」へ参加しましたのでアフターレポートです。といっても、新刊を作り始めるところや、企画のこと、納品数/頒布数も書いてるので、まあそういうのをお求めの方向けの長ったらしいレポートという名の言い訳です。

◆新刊がありましたので、本作りのところから
 今回は、前回6で個人委託をお願いした同人誌「蒼衣さんのおいしい魔法菓子」の文庫版をテキレボ7合わせの新刊として予定していたので、6が終わったあとから本文の執筆に入りました。
 これがもう、長かった。やっと12月で1編形が見えてきて、その後1~3月でうんうんうなってもう1編できて。最後の話のプロットを書いたと思ったらまた前のエピソードに戻って……その間に資料と称してなんども気に入ってたケーキ屋に入り浸ったり、キャラクター文芸なのだからと、流行のライト文芸系文庫商業本で気になるのを読みながら、やっと最終話のキモになる話を書き終えたのが5月です。遅い!!!
 入稿時期を6月中旬にしてたため、その後急いで誤字脱字チェックをしたにも関わらず誤用などの間違いが……おおいね……申し訳ない……。
 その間に、12月くらいから表紙イラストの依頼をして(キャラ絵をもらっていたので、背景を強請った)5月の納品まで、やりとりを何度かさせていただきました。(おまけに無茶も何個も言った……叶えてくださった先生に感謝してます)ロゴも当初は自分で作る予定だったところ、春に妹に泣きついたら「作るよ」と言ってくれたのでお願いしました。
 正直、ずーっと「蒼衣」にかかりっきりだわツイッターではずっと弱音吐いてるわで自分でもあの12万字をどうやって書いたのか覚えてないです。(※長編書きからしたらそんなに大変? と思われるかもしれんのですが、これが人生二度目の短編連作長編(なんだそれ)なので許して……)途中で誕生日にかこつけてポメラDM200を導入したのもよかった。

 改めて、ずっとキャラクターのことやら話やらでお付き合いしてくださったフォロワーさん、コピー本やWeb版読んでくださった方、本当にありがとうございました。私は他人からのフィードバックがあっていろいろと作れる情けないタイプなので、すごくすごく助かりました。


こんな感じの本ですいえーい!

◆装丁とか印刷の話
 そんなこんなで人生二度目のフルカラーカバー本を作りました。前回の黒姫はすべてサンライズオンデマンドさんでやってもらったのですが、勝手がわかってきたことと、予算の関係で、みんな大好き本文ちょ古っ都さん+サンライズオンデマンドさんフルカラーカバー(マットPP)という組み合わせで作ってます。納期と印刷所書いてるので、予算はだいたい予想できるかと思います。比較的安価にカバー付き文庫本同人誌作りたい方は参考にしてください。
 その後頂いた背景イラストがあまりにもきれいで、もったいなかった+300p越えしたので、RGB発色の評判が良いと聞いていたおたくらぶさんでしおりを作り、販促用にエセショップカード兼PRカードをガチャよりも安いプリントネットさんの名刺印刷で刷りました。
 色味としては、流石評判通りおたくらぶさんのしおり、RGB入稿OKなサンライズオンデマンドさんのカバーはすごくきれいだったです。サンライズさんのはオンデマなので、PPかけてても凹凸が気になるところではありますが致し方なし。
(厚みがあるカバー付き文庫同人誌だと、中身ブロスさん、カバー関西美術印刷さんが、製本面・印刷のきれいな面では最強ではあるなあと思うのですが)
 プリントネットさんはお値段通りの感じなので、本当に販促に使うためって感じでした。
 あと、ちょ古っ都さんもRGBなので若干色味がくすみました……口絵2pフルカラーにしたのです(背景がもったいなさすぎて付けたかったし、キャラ紹介と目次をフルカラーで入れたかった。イメージは●ディアワークス文庫)
 
 本文のスケジュールは押しに押しましたが、なんとか入稿のスケジュールは厳守できたので、やったぞ……と一人達成感がありました。

◆テキレボ参加の面
 今回は!!申し込み&委託荷物送付関係での!!ミスはなかったと!!思いたい!!!!!(前回は追加枠の入金ミスとタイトル相違の連絡をすることになってしまった)
 毎度毎度テキレボの委託は確認事項とルールが多くて、結構な神経を使います。それが不満なのではなく、複数のスタッフさんと顔も合わせずに品物を販売してもらうための方法なので、そこんところのシステムには文句ないのです。ただ、忘れちゃうこととか多いよねほんと……。
 plag!側の登録は、基本的には委託物送付のときの情報だと思っていればよくて。ただ、代行サービスがある故に、plag側とWebカタログの情報は、早めにそろえて(=同じにしておく)おいたほうがいろいろとミスしなくていいんですよね。
 だから新刊作るときには注意しようぜ!書名が変わるとやっかいだぞ!!! 値段はもっとやっかいだぞ!!!(準備会&plag側にも連絡必須だ) いろいろ不安になるなら高めに設定しとけ! 前回ミスしたひとからのお約束だ!!! そして未来の私へのアドバイスだ!
 あと準備会からのメールは早めに確認しような!
 

◆いろいろすっ飛ばして当日の話
 前回も行けるか行けないかチキチキレースしてるんですが(真面目に言い訳すると、子どもがいまして。子どもを配偶者に託すことになるので、万が一配偶者が仕事になったとか、子どもOR配偶者の体調不良があればまあ行けなくなりますよねっていう、なんのことはない話です)今回も無事に行くことができました。
 起床5時。ただちゃんと目が覚めたのですごい。遠足前の子どもか。
 新幹線に乗って、朝っぱらから牛肉弁当を食べて、wmを読んで向かいました。
 無事浅草までたどり着き(私はいつも銀座線で浅草まで来て、台東館に一番近い出口を探して出るので2回目の今回も迷わなかったっす……)
 300字さんのお手伝いにはせ参じました。相変わらずわたわたして、いつも通り桂瀬さんや他のお手伝いメンツ(世津路さん、森瀬さん、さにーさん)の尻にくっついて、指示待ち人間しておりました……。
 その後開場し、そわそわしながらお買い物。委託でブツブツいっててごめんなさい癖直します。あとそのとき親切にも「委託の受付はあちらですよ」と話かけれくれたのはあずみさんだった……ことに後で気づく……あああああごめんなさい。
 委託で狙ってた本をとにかく確保して、その後も300字スペースと会場を行ったりきたりしてました。手伝いといいながら、お買い物リストのボードを見せて「経済回すんです……買い物行きたい……」とのたまってたびたびスペースから姿を消してたのは私です。
 普段ツイッターでお話している人たちにお会いして、すこしながらお話させていただきました。中には緊張してうまく言葉が出てこず、名乗らなかったときもあったので申し訳ないです。
 やっぱりリアルイベントいいなあ、って思う瞬間は、同じ趣味を持つ人たちと、直接お話できることだなと思ってます。
 
 会場が全面使用になったこともあり、だいぶ通路やサークルさんスペースがゆったりしてたなあ、という印象でした。人とぶつからないので、すごくストレスフリーでした。あれくらいあるといいよねえ。
 あとは、こればっかりは公式からのレポを待つのみなんですが、一般前回よりも少なかった……? 後からフォロワーさんの気候による来場者数の予測みたいな話題を見て、確かに連日の猛暑の中、三連休の最終日もあって、お出かけしようという気持ちがなかったかな? と予想。一般にこだわるわけではないのですが(書き手=買い手だと自分は思ってる)



 
◆買い手としての所感 
 今回はかなり決め打ちしてたのもあり、新規開拓はほぼほぼできてない状態でした。 めちゃくちゃ使い勝手が良かった、たこやきいちごさんが作ってくださったリストで計算したら、なんと往復交通費と同じくらいになってしまって、それがだいぶショックだったんだと思います。ちょっと現実見えちゃって……。
 それでも、ほしいと思った本は入手させていただいたので、時間はかかりますが読みます。(申し訳ないけどほんとに1年くらいかかる……自作書いてるとどうしても嫉妬まみれになって読めなくなるんですよアハハハハハ!)
 あと、やっぱり手持ちで持ち帰れる量じゃなかったので、桂瀬さんに段ボールを融通してもらって、あずみさんにガムテをすこしばかり分けてもらって、宅配で本だけ送りました。次回以降買い手側で来るときは絶対持ってくる。

◆300字さん
 これもまた主催の桂瀬さんがなにかしらレポを上げてくださるとは思うのですが、今回はくじのルール変更があったからか、前回ほど「忙しい!」って感じがなかった(……のは私が買い物で席を外しまくってたからかもしれない)
 せっかくのサークル賞やあたり賞が余ってたので、独断で通りかかって賞を眺めるひとに、声かけしました。私はどちらかというとこういう企画ごとはお声かけてしまうタイプなので。
 かくいう自分も、今回はあまり総ざらいする気力もなく、お買い物したところや、手の取りやすそうなスペースさん、委託分を頂くだけにおわりました。
 個人的な印象ですが、机の通路側に置いてあって、なおかつ企画公式のPOPがあると取りやすかったです。ただ置いてあるだけのものは、300字ポスカなのか、旧作なのか、はたまたサークルさんの販促物なのかわからないからです。こちらも一言声をかけるように気をつけてはいるのですが。
 もちろん、300字ポスカ企画への参加の動機や、積極的に配る配らないの考え方はサークルさんごとに違うのでそこんところは自由だと思ってます。

◆そして帰路へ
 今回は翌日仕事があるので、体力温存もあって16時半には会場を後にしました。
 その際、企画関係の紙マップの回収がチラシ置き場の優男しかできず、準備会さんと配布をしてくださったショボ~ン書房の方、片付けをしてくださった参加者の方々には、ご迷惑をおかけしました。次回また企画をやるときには、気をつけたい部分です。
 どうしてもお祭り感あって浮かれてしまうので、テキレボだけではなく、イベント全般で気をつけたい部分だなと反省。
 最後にお弁当とお酒を買いつつ、新幹線で帰りました。早速推しの下巻(巴市の日々)を読んで一人むせび泣く。

◆企画について
 今回初めてユーザー企画主催をしました。「優男まとめ」「日本の架空都市まとめ」の二種類です。
 改めて、申し込みしてくださったサークルの皆さん、ツイッターでRTや告知などしてくださった方、リストをチェックしてくださった方、当日の紙マップをもらってくださった方、ありがとうございました。
 少しでも、どなたかの新たな作品との出会いに結びついたのなら、うれしく思います。
 ここからは、中の人の言い訳です。

・当企画はどちらも私が最低限の力だけでやりたかったため、他の企画さんのように個別紹介やRTなどの援護もせず、それが申し訳ないとは思いましたが、自分のやりたいこと(個人新刊)や生活スタイルとの兼ね合いの結果、そうなりました(同人は趣味範囲のものなので/実際企画が動き出してから、私生活のほうがちょっと予想よりもしんどくなってたので正解でした……)
 
・当初は、ブログ記事だけのリストのみで、当日の印刷物配布は予定してなかったのですが(当日の配布責任者をお願いする決まりのため/結果、当日会場には行けましたが、先述したように必ず行けるとは限らない状況だったため、考えていなかったのです)、ショボ~ン書房の石井さんが優男まとめの参加数を見て「これは紙のマップ配らないともったいないよ」と言ってくださったのをきっかけに、自家印刷ではありますが単色スミ刷りのマップを作成しました。
 架空都市は裏表の天地が一部逆だったり、優男は紹介ページを左とじにした方が読みやすかったりするかもしれないなどのミスもありましたが、予想配布数と印刷費の兼ね合いがあり、読めないこともないと判断し今回はそのまま配布となりました。多少不便を感じられた方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまで個人の趣味範囲、無料の企画という前提での元なので、ご納得いただけるとうれしいです。

・実際の紙マップは、回収できたのがチラシ置き場の優男のみだったので、どのくらいの配布ができたのかはわかりません。ただ、後半の時間にショボ~ン書房さんに架空都市がまだ残っていたことと、優男の残り具合からいって。

 優男まとめ→多くて15部前後
 架空都市 →下手すれば10部程度

 なのではないかと予想します。
 これは、ショボ~ン書房さんでは、あくまで場所と責任者としてのお名前をお借りしたため、積極的に配ることはお願いしていなかったこと、RTや告知などの少なさ、マップ自体のデザイン(=目を引くデザイン性の欠如)も影響しているのではないかと思っています。
 個人的にはもともとウェブ上のリストだけの予定だったので、予想通りといったところです。
 ツイッター上ではちらほらどっちも参考にしたというお声があったので、もうそれだけで主催としては十分です。ありがとうございます。

・企画主催して初めて【】のタグ付け推奨の意味が理解できたので、次回やる場合はちょっと考えます(これはあくまでタグだから、書名には含まれんよというのも今回やっと理解できた)

・終わったので書いても仕方ないかとは思うのですが、最初にこちらの企画のスタンツを明確にしておけば良かった、と反省しています。
 こちらとしての一番の目的は「宣伝の相互扶助」がメインでした。同じようなモチーフの作品を集めて並べば、新しい自分好みの作品に出会える確率が上がる・新たな読者に出会える・今回のテキレボが終わっても「ああ、あのときの企画で一緒のページに載ってたな」と思い出してもらえる……などなど。
 まあぶっちゃけた話、自分の新刊が売りたかったという、たぶんどこの企画さんよりも利己的かつ汚い理由です。うわーぶっちゃけた! みんなわかってたと思うけど!
 企画に参加していることを理由に、ばんばん宣伝に使ってもらってあわよくば俺もおまえもみんなでてきれぼんドリームよ……ふふ……って考えてたのです。だってそのほうが幸せじゃないか。

 結構現実的かつ利己主義な考え方なのですが、それを明確にしなかったために、他の企画さんとの温度差を勝手に感じていました。
 企画をしたからといって、主たる私が参加作品をすべて買う、ということは発生しませんよ、ということが言いたかったのです。
(買う買わないは個人の自由だと思っているけど、企画主催をしてしまった以上、どうしても気にしてしまったのです)
 なので、個別のご挨拶も避けてしまい、不義理に思われた方には申し訳なかったです。中途半端感が否めない。

・次回は完全に委託参加しかできないことがわかっているのですが、正直やりたい企画がある(お仕事小説まとめというか「テキレボ職業安定所(通称レボ職安)」みたいな名称で、ジャンル問わず「仕事・職業」をテーマなりモチーフなり、生業にするキャラが出てくる作品を集めて……というもの)のですが、今回の紙版マップの件や、スタンツの提示のことも踏まえて保留中です。


◆新刊と頒布数の所感(数字の話します)
20180716テキレボ7お品書き
 今回、委託ですが新刊として「蒼衣さんのおいしい魔法菓子」を出しました。
 今回もかなり多め(25部)に納品したのですが、イラスト効果か、Web版の感想援護射撃、多くのRTのおかげか、完売といううれしくも申し訳ない結果になりました。
(テキレボ委託の「完売」とは、単純におめでとうだけでなく、ほしい人に渡せなかったという意味も含まれるので、おめでたいやら申し訳ないやらと思うのです。当日「売り切れました」と言うのは私ではなく、準備会の委託担当スタッフさんなので。第一回から委託で参加している自分でさえ、この考え方はつい最近になってようやく理解できたものです。これは直参でも同じだとは思いつつ。でもやっぱ完売はうれしいよね)
 既刊の、魔法菓子コレクション(15部納品)も既読者の方々から推薦いただいたのが追い風になったのか、ずいぶんこちらも出て(6部)くれました。君と食べ物があればいい(5部)もキャッチーなテーマだったのもあるのか、こちらも少し(2部)。変身ヒーロー・ヒロインズ(10部)は、どうもWebラジオでオススメ頂きました。ワンオペ社畜さんありがとうございますあなたは神かほんとありがとうございますまあなさん(あっ名前)そうなんですよ、小高さんの2017年読書のランキング5位なんていう恐れ多い評価ももらってる変身ヒーローヒロインの第一話!!! (名前) それでお嫁に行ったようです(1部)。
 新刊の蒼衣~や魔法菓子コレクション、飯テロBLは表紙デザインにも気を遣ったのでどうもそれで出てくれてるらしいのですが、問題は変身ヒーロー・ヒロインズです。
 本人的には突発コピー本と同等で、あまり気を遣わなかった表紙は、どんな本か想像させにくいのか、玄人向けっぽくなっているのが現状だなあ、と思っています。アレが現状で一番、それなりの文章量でお手軽に文体やらノリやらわかるんですが。
 工夫が必要必要と半年以上言い続けてるので、そろそろ本格的に考えないと在庫の徳がありすぎてね……。

 
※余談
 まあここまで読んでもらえればわかるんですが、おまえは表紙にこだわりすぎてるなと思われてると思います。でも顕著に反応が分かれるとね……表紙の力を信じたくなりますよ……総じて自分絵の本は売れないのわかってからは、キャッチー(だと本人は思っているところがなんとも痛い)なデザイン表紙にするか他の人に描いてもらうようにすると自分が!!! 満足!!!! するんです!!!!! 私自身の満足のためなんです!!!!
(※言い訳しますが、エンタメキャラ萌えクソ野郎同人サークル「またまたご冗談を!」としては、この路線が今のところ正解に近いな……って思ってるだけです。よそはよそ、うちはうち。私だって中身で勝負したいという欲はあるんで「ほんのどこか」参加してみたかったよ! あと補足ですが、自分が満足するための絵としては自分絵私好きです。それが、私以外の人への魅力になる……「戦力」にならないことがわかったのでこう言ってるだけです)

※余談その2
 今回納品数と売り数ぶっちゃけましたが、正直、蒼衣の25部はお知り合いさんが大半だと思ってて(実際見かける戦利品の半数がお付き合いのある人だったよ……)、純粋に「宣伝や作品の魅力だけで買ってもらえた」というのは未知数です。これを売れたと表現していいのか、どうなのか。そういう意味では「変身ヒーロー・ヒロインズ」辺りが本当の実力なのかもしれません。
 でも私は、そういうお付き合いも含めて「創作同人」とも思ってる節があるので、皆さん本当にありがとうございます。
(みんな(主語がでかい)の話してる「売れる/売れない」っていう話題は、知り合いはカウントしてないよね? こちらの事情知らん読者さんに届けるための方法の話だよね? と仮定してるんですがどうなんでしょう)


 とにもかくにも、お手にとってくださった方へ、ありがとうございます。美味しくて楽しく、ちょっと優しいお話が読みたいな、と思ったときに、うちの本がそばにあるとうれしいなと思っています。

 あと宣伝ですが、新刊含めすべての本は、BOOTHで自家通販をしています(pixivのアカウントが必要です)匿名配送です。
 次のイベント参加は、10月14日の名古屋コミティア直参が年内最後の可能性が高いです。名古屋に来られる方は是非そこで。関東・関西圏その他での頒布は基本的には予定がないです。
 またちょっと他の委託ショップさんを検討してます。ずっと考えてるすまん。たぶん前も利用したことあるアリスブックスさんの予感がします。
 
 ちなみに新刊の「蒼衣さんのおいしい魔法菓子」は、カクヨムエブリスタ(Web小説投稿サイト)に本編はすべて掲載していますので、そちらでお楽しみいただいても、もちろんうれしく思います。

◆総括
 売り手側の自分としては、数字で結果が返ってきたこともあり、ずいぶんうれしい気持ちになりましたことを正直に告白します。
 買い手側としては、買い物金額のリアルな数字を目にしてしまったために、いつもの財布のひもユルユル状態ができず、新規開拓までに行けなかったのが悔しいです。自分の趣味にかける時間とお金に対して、少し向き合う必要があるなと反省会中です。
 次回のテキレボは、すでに出かけられない日ということがわかっているので、おとなしく自宅でツイッターを眺めて指をくわえていると思います。代行サービス利用復活の予感。新刊はあればいいけど、今は全然なにも考えられないので、今回のラインナップそのままの予定です。

◆戦利品
 


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◆文章系同人誌即売会第7回 Text-Revolutions 委託参加します
 どうもこんにちは服部です。
 2018年7月16日(月・祝)に都立産業貿易センター台東館4Fで行われる文章系同人誌即売会「第7回 Text-Revolutions」(通称:テキレボ)に委託参加します。「委託-23」です。
 文章系……小説やエッセイ、評論、詩歌など、文字を主体とした同人誌なら一次・二次・評論など問わず参加OKというイベントです。
 ジャンル傾向としては、ファンタジーが多めですが、BLや百合、純文学もあってバラエティ豊かです。そして当日の会場では、ポストカードやラリー、同じジャンルで集まったMAPなど、様々な企画があるようです。今回は【300字企画】【現代ファンタジーMAP】【キャラクターカタログ企画】【青色申告マップ】【優男まとめ】 【日本の架空都市まとめ】(優男・架空都市に関しては企画主)に参加しています。
 ツイッターでの交流も盛んなので、ぜひハッシュタグ「#テキレボ」のリンクをたどってみて下さいませ。オススメ本なども紹介されてますよー。
 という文章を前(第6回)の所からコピペして持ってきたよ!(ズボラ)ここまでコピペ!!そしてさらにここまでコピペ!

◆お品書き
20180716テキレボ7お品書き
Webカタログのサークルページはこちらから

■□■新刊
蒼衣さんのおいしい魔法菓子
hyousi_web_201806302321455f0.jpgkutie4p.jpg
蒼衣さんのおいしい魔法菓子試し読み-001蒼衣さんのおいしい魔法菓子試し読み-005
現代ローファンタジー|キャラクター文芸系|文庫|316p|900円|イラスト:きむらひろき先生 ロゴデザイン:n2coさん
・WEB小説投稿サイト版(カクヨムエブリスタ)の加筆修正あり
・書き下ろし掌編「ダイエットに向かない職業」収録
<あらすじ>
そのパティシエには、秘密があるのです――。
中部地方にオープンした『魔法菓子店 ピロート』は、優男のパティシエ・蒼衣と、陽気なオーナー・八代の親友コンビが営む小さなお店。
魔力のある不思議なお菓子『魔法菓子』を売るピロートには、悩みや困りごとといった「人生のつまづき」を抱える客が訪れる。
星座が現れるチョコレートケーキ、体が宙に浮く雲のシュークリーム……。
客の心に優しく寄り添う一方で、蒼衣は見ないふりをしていた自身の「つまづき」に向き合うことになる。
友情・家族・仕事……この「世界」で生きるのが、時々しんどいひとへ届けたい。
「人生のつまづき」をお菓子で癒す、お仕事小説。

:::10月の名古屋コミティアと前回のテキレボ6で出していたコピー本のお話に加筆修正し、5つの連作短編+5つの掌編に仕上げました。全編ネットで読めますが、本の形+書き下ろし掌編があります。現代ローファンタジー、お店もの、お菓子のお話や、日常の小さな悩みや困りごとを優しく癒していくヒューマンドラマがお好きな人に届くといいなあと思っております。
◆テキレボWebアンソロジーに読み切り掌編を投稿しましたので、雰囲気をつかむのにどうぞ→【サンダーレモンの魔法菓子

■□■既刊

魔法菓子コレクション
hyousi_web_20171023233904804.jpg出力見本-003
出力見本-005出力見本-004
300字小説|現代ファンタジー|文庫版|32p|200円
・魔法×お菓子×現代ファンタジーな世界観「魔法菓子シリーズ」300字小説のまとめ本。
 朝焼けの発泡水・氷の琥珀糖・虹の飴細工・声変わり飴……
 不思議で美味しい、魔力を含んだ食材で作られる「魔法菓子」の存在する世界での、さまざまな様子を描いた作品集。

<収録作> 
いぐあなさん主催のツイッター企画「#Twitter300字ss」(@Tw300ss)で書いた作品+書き下ろし一作
◆感情マフィン
◆黄金ゼリィ
◆春風スフレ
◆朝焼けの発泡(ソーダ)水
◆声変わり飴
◆月クッキーにはご用心
◆新春初くじパイの小さな幸い
◆困った氷琥珀
◆飾らないコトノハマシュマロ
◆鮮やかに染まれ飴細工
◆魔法菓子実験・プリン編(書き下ろし)

変身ヒーロー・ヒロインズ
hyousi_web_20180712222531294.jpg
現代ファンタジー|特撮・魔法少女系変身ヒーロー/ヒロイン|A5|44p|300円
これが!俺の!私の!変身ヒーロー/ヒロインだッ!!
オリジナル変身ヒーロー/ヒロインの「第一話」だけを収録したお気軽な短編集。
<収録作>
おっぱいに命を燃やす戦士 「白銀の戦士シルバーシザー」
バリスタ姿で戦う二つの顔を持つ男 「ネロ・バリスタ」
わたし、織姫と彦星の娘です! 「七夕星羅の秘密の夜」
アラサーOLは少女怪盗!? 「怪盗C・Bはあきらめない!」
(全てWEBおよび過去同人誌の作品を加筆修正した再録集です)
試し読み→創作文芸見本誌会場Happy Reading様

君と食べ物があればいい ブロマンズ・BL掌編作品再録集
おび_2danhyousi_ura.jpg
20161008_sample-004.jpg20161008_sample-038.jpg
飯テロ系ブロマンス・BL|文庫|58p|300円
・飯テロBL本です。男キャラクター(大学生から50近くのオッサンまで)が二人で仲良くイチャイチャご飯やお茶やお菓子を食べているだけの幸せな話ばかりです。

■□■別スペース委託分

砂時計のかき氷
第6回300字ポスカwebカタログ用
現代ファンタジー|ポストカード|無料配布
※A-10「300字企画」さんにて頒布です
・第6回300字SSポストカードラリー参加作品
・魔力のあるお菓子「魔法菓子」がある世界での、不思議なかき氷のお話です


****

◆今回も委託参加ですが、企画を2つやらせていただきました。
 いずれも創作文芸小説同人誌限定ですが、優男キャラクター・優男がテーマの小説同人誌を集めた「優男まとめ」、日本の架空の都市が出てくる小説同人誌をまとめた「日本の架空都市まとめ」です。急遽、当日配布できる紙のマップもご用意しましたので、是非お手に取っていただけると嬉しく思います。
◆当日は一般参加の予定です。12日現在は参加できそうな様子です。ただ、当日の朝までわかりません……。
 東京に行くことができれば、A-10の「300字企画」さんでくじ担当でお手伝い予定なので、ぜひぜひ300字ポスカラリー参加してみてくださいませ!
 

◆お菓子屋さんヒューマンドラマ「蒼衣さんのおいしい魔法菓子」完結しています

4月から週1でカクヨムエブリスタで連載していたWEB小説「蒼衣さんのおいしい魔法菓子」先日(6月29日)に完結いたしました。
カクヨム宣伝用画像
<あらすじ>
そのパティシエには、秘密があるのです――。
中部地方にオープンした『魔法菓子店 ピロート』は、優男のパティシエ・蒼衣と、陽気なオーナー・八代の親友コンビが営む小さなお店。
魔力のある不思議なお菓子『魔法菓子』を売るピロートには、悩みや困りごとといった「人生のつまづき」を抱える客が訪れる。
星座が現れるチョコレートケーキ、体が宙に浮く雲のシュークリーム……。
客の心に優しく寄り添う一方で、蒼衣は見ないふりをしていた自身の「つまづき」に向き合うことになる。
友情・家族・仕事……この「世界」で生きるのが、時々しんどいひとへ届けたい。
「人生のつまづき」をお菓子で癒す、お仕事小説。

(約12万字・5つの短編と4つの掌編の連作短編)

改めて、カクヨム・エブリスタ各サイトでの閲覧・評価・コメント、ありがとうございました。そして、ツイッターでコメントして下さった方、閲覧報告して下さった方、とても励みになりました。お礼申し上げます。

さて、今度は同人誌版のお知らせです。
hyousi_web_201806302321455f0.jpgkutie4p.jpg
蒼衣さんのおいしい魔法菓子試し読み-001蒼衣さんのおいしい魔法菓子試し読み-005
「蒼衣さんのおいしい魔法菓子」※同人誌即売会のWebカタログページに飛びます
現代ローファンタジー|キャラクター文芸系|文庫|316p|900円|イラスト:きむらひろき先生 ロゴデザイン:n2coさん
・WEB小説投稿サイト版の加筆修正あり
・書き下ろし掌編「ダイエットに向かない職業」収録

7月16日(月・祝)に、東京浅草で行われる文章系同人誌即売会「第7回Text-Revolutions(通称:テキレボ)」(委託-23)での新刊です。
小説・評論・短歌など「文章」を扱う同人誌であれば二次創作も含めて頒布できる、同人誌即売会です。さまざまなジャンルの本が集まっておりますので、個人制作のお話や本が気になる方に訪れて戴ければと思います。

イベント後、自家通販(匿名配送・BOOTH)と、どこかの同人誌委託ショップの申請を考えております。通販をお考えのかたはツイッターなどでお知らせしますので、チェックしていただけると嬉しく思います。


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ここからは作品にまつわるいろいろを。
優男、というキャラクターの性格が好きで、なおかつ、素直で生真面目で、どこか損をしそうな感じのキャラが好きです。それが、髪が長くて顔が女の人のようにきれいならなおさら……という、完全に自分の趣味から生まれたのが、主人公のパティシエ・天竺蒼衣です。
この作品は主人公の蒼衣をはじめ、お店に訪れる客も、なにかしら仕事や家族、友だちとの「人生のつまづき」(=悩みや困りごと)を抱えています。日常、この世界で生きるときに発生するほんのささいなトラブルに、心が摩耗する瞬間。それをどうにか癒したくて書いたお話でした。
若干、蒼衣と親友・八代の仲の良さ(というより、蒼衣が八代へ熱い友情を抱きすぎている……(笑))が目立つ部分もありますが、家族や友だち、仕事場のひと……だれかを信じること、好きになること、そして、だれかと一緒に、どうやって自分らしく生きていくかを考えて書いた作品です。
日常の中でのほんの少しの不思議と、おいしいお菓子、優しく癒されるお店ものがお好きな人に届くといいなと考えています。
表紙のイラストも、作品を読んでくださった上で描いていただいたものです。蒼衣や八代の仕草の意味、背景に描かれたケーキの不思議さを、ぜひお手に取ってご覧いただけるととてもうれしいです。
そしてロゴデザインは、実妹のn2coさんにやってもらいました。明朝体で~なんかしゅる~ってなって~とかいうあいまいな指示のもと作ってくれたロゴ。おいしいの「お」の部分にあるスプーンの意匠がそれっぽくてすごく好きです。


一番最初に発行した(2017年10月8日の名古屋コミティア)コピー本からお付き合いいただき、たくさんのお声をかけて下さった知り合いと友人の方々に改めてお礼を申し上げます。
久しぶりの新作で、あーだこーだと唸りながら毎晩書いていたのを思い出します。最初はよくわからなかった蒼衣たちのことが、あの冬の夜よりもよくわかるようになったので、とてもうれしいです。

◆創作小説同人誌の感想まとめです
・タイトルと作者名のみ。ほぼほぼ所感です。

「暁のTOMCAT」(小出マワルさん)
死んでしまった娘、離婚した妻、友人はインスタでキラキラ~、からのくたびれたおじさんが主人公の研究所もの。研究所の様子がこと細かくて詳しくない私は「ほへ~」と言いながら興味深く読みました。

「ジュエル」(氷砂糖さん)
収録作品「ぬばたま宝飾店とかつての魔法少女」が気になっていた一冊。
こおりさんのおとぎ話のような口調で語られる、日常の中に潜り込んだような不思議さと、心温まるお話が好きです。「チェーン」や「夢の国への案内人」あたりが好きです。ぬばたま宝飾店もまとめて読みたくなる不思議さとやわらかさ。

「椿の海に眠れ」(三谷銀屋さん)
表題作「椿の海に眠れ」の、椿の海というもう見るからに妖しく幻想的な場所での怪談話、大変興味深く読みました。ホラーとありますが、視覚的な意味でのグロさではなく、どちらかというと奇怪な現象の伝承(+創作部分)を楽しむ、という趣向のように感じ、好みでした。
「ツンツン様」は本当にホラーですね…怖いけど、どこか「ああツンツン様なら仕方ないか」と思うような不思議さがあって好きです。

「天使創造」(佐倉愛斗さん)
人工的に作られる生命・倫理に外れた思想・生々しくもリアルな婦人科系統の執着と関わり方が、SFの形で描かれていた作品でした。愛と子どもと技術への執着で倫理がゆがんだ系統のお話がお好きな人にオススメ。


「灰が積もりて嵐が来たる 絶命のユーフォリアEpisode0+trial」(柏木むし子さん)
異形の少年たちが闘うのと、痛キモチイイところの感じがすごくゾクゾクしますね!! 「死生匣」の管理する世界で何度も蘇るのはなぜ、戦うのはなぜ、と謎が謎を呼びます。イゾラさんの思い切りの良さというか謎爽やかさ&新人くんとの関係もきになります。

「タブレットマギウス セフィロトの樹/ラプラスの魔」(森村直也さん)
タブマギでもMANAの使い方がひと味違う森村さんの作品。続編待ってました! 久瀬さんの飄々とした感じと、MANAの関わる事件の展開が好きです。ラプラスの魔のMANAの使い方がすげ~~~と思いました。社会派っぽい作風も読んでてすごいな~と思います。

「Fragrancyclopedia」(碓地海さん)
ファンタジーっぽい世界観で、香りと感情にからめた「香りカタログ」の体裁を取った掌編集。
香りとそのバックストーリーの不思議さと、ひとの感情の豊かさ、愚かさを感じられる一冊でした。銀色海岸の波音が好きです。

「すきまを行列がゆく」(紺堂カヤさん)
200文字とすごく少ない文字数ですが、軽快な語り口とちょっとした不思議さが味わえる本でした。「冷たい雨と春」「猫」あたりが好きです。

「わたしとあなたのあわいのことのは」(藍間真珠さん)
女の子と女の子のかわいくやわらかく、どこかちょっとだけビターな関係性を、近未来SFの舞台で描いた掌編集。「変わり者のあなたと諦めの悪い私」理論的な私と、綺麗なのに着飾らなくて、非効率な料理が好きなアンナへの想いがかわいくもいじらしい。「イマジネション憧憬」アバターという本来の姿とは少し違うところでの関わり合いと憧れというところが好きです。

「彷徨舞弄のファンタズム Trial Edition」(青波零也さん)
フロイラインと幽霊男のラブですとーーーー! 紳士な幽霊男の儚さ最高です……! フロイラインたるコルネリアが船から出られない理由、二人の心の距離、なにもかもが楽しみです。

「白樺の牢獄」(宮崎笑子さん)
優男で腰が低くて弱そうで……な和成さんと、すごくお人好しで優しい女の子・多英さんとの、純愛ラブストーリーなんですけど、もう、すごい(語彙)
元恋人と親友の浮気と失恋、謎のストーカーなどの不穏な空気の中、和成さんのやさしさと理論的な考え方がすごくすごく頼もしいんですよね。そして、優男の魅力である闇の部分もたっぷりと、たっぷりと出ている本で最高でした。いやもう優男との恋愛の醍醐味ってこれですよこれ。依存と執着と独占欲って言葉で察して下さいお願いします最高でした。

◆というわけでオススメ本のご紹介です
 7月16日に東京・浅草で行われる文章系同人誌即売会「第7回Text-Revolutions」に参加されるサークルさんのオススメ本リストです。
 各サークルさんから1冊づつ、自分の読んだことのある作品や、作品傾向が好きなサークルさんから紹介しています。
 それぞれWEBカタログにリンクしてありますので、お買い物代行利用にもご活用ください!(代行リスト提出は締め切りは6月25日までです)
※お買い物代行は注意書きをよく読んでご利用くださいませね。通販とはまた違うサービスなので、欲しい本が完売等で買えなくても手数料は返金されません。複数のサークルの本を買うのにとても便利なサービスです。

※オススメというかほぼほぼ感想になってるところもありますが、ご了承ください。

魔法のひまわりリーガルユカナ(A-05〜06:人生は緑色)小高まあなさん
・ぴえろ系変身魔法少女が好きな人にめっちゃめっちゃオススメしたい。
 突然力を得る、正体を隠している、あこがれのお兄さんの、変身前と後の姿の接し方の違いとか、喧嘩ばかりしてるクラスメートのピンチを救ったり。もうほんとお約束オブお約束で構成されてます。
 なおかつ、作者さんの筆力でするっと読みやすいし、法律関係の世界を垣間見れるある意味ではお仕事系小説です。2巻もあるしむしろ2巻のほうがお約束(略)なので一緒に買うと絶対幸せ!

魔法使いは飛行機械の夢を見るか?(A-07:灰青) 凪野基さん
・魔法使いが少数派になり、蒸気機関や自動車、飛行機などが発達しつつある世界。魔法使いの少女と、機械産業に関わる少年との交流と事件が面白いです。変わりゆく世界で戸惑う魔法使いと、機械文明に傾倒していく世界の行く末にドキドキします。それでいて爽やかで読後感も良いし、微笑ましいカップルもいるのでオススメ。

とある探偵と花の魔女 第1巻(A-08:すてばちや) 末広圭さん
・現代異能系アクションFT! クラフト使いと呼ばれる能力者設定の緻密さと魅力に唸る人は必ずいるはず。あとアクション好きさんにも!
 一見さえない男性と、強くてかっこいい女性の男女バディものでもあります。気になるところで1巻は終わってるので二巻を一緒に正座して待とうぜ!
 あと優男好きでBL好きな人は、同世界観の短編集もオススメなのでぜひに! そっちはほのぼのしてるよ!

Letters -300字SS集-( A-09:SiestaWeb) 桂瀬衣緒さん
・みんな大好き「城ノ内探偵事務所」も好きですが、あえてこちらをオススメ。
 オチの女王・桂瀬さんの技が発揮されてるシリーズ。ミステリ系なので、どんな人もぜったい驚くはず! 300字だから疲れない!

国王と七音の旋律〜ムジーク王国記〜( B-04: 勇者斡旋所) 卯月慧さん
・豊かなムジーク王国での、魅力的な王族たちによる、心温まる国政ファンタジー。王族であるきょうだいたちは、国王たるお兄さんから末弟まで個性的! でもみんな国(=お兄ちゃん)大好き(時にツンだしどうやら別のひとにラブなひとも……?)! 特に国王陛下たるトーン様のほがらかさと心の広さときょうだいたちへの愛の深さやさしさにみんなひれ伏すがいい。さあ王国民になろう! 
 1巻は比較的ほのぼのしてるけど、巻が進むにつれて国の問題やデリケートな事件にも関わっていくので、シリアスが好きな人もどんと来いだ!

Cis.1 冒険は授業の後で(B-11:ひとひら、さらり)新島みのるさん
・普通に中学受験に事に悩んだりしてる女の子が、壮大な冒険に出かける正統派児童書風ファンタジー。
 いろんな国のひとたちとふれあい、交流をしながら大冒険を繰り広げる姿は、胸が熱くなります。2巻は船の上で海上冒険!

甘味組曲 Extra Sweets Remix(B-19: シアワセモノマニア)青波零也さん
・優しいアキとアキの作るお菓子が大好きなナツのラブラブ甘々な掌編集だよ(棒読み・嘘は言ってない・だって優男まとめにもいるんだもん)
……まあまあ最後までこのリア充カップルの様子を楽しんでから一緒に絶叫して関連作品をよみましょうそうしましょう。

アルテアの魔女 1(B-20:七月の樹懶) たつみ暁さん
・優しい王女様と、死神と呼ばれる「英雄」との運命と、国同士の戦い、政治を容赦なくぶち込んでる本格ファンタジー。物語の展開がザ・王道で、登場人物たちがみんな真っすぐで芯のある、親しみと憧れを抱くキャラばかりです。子世代の話もある長編ですが、大丈夫、山場が多くて面白いのでぜひどうぞ!

【R18】エフェメラと永き航海の夜(C-05:むしむしプラネット) 柏木むし子さん、枳はどりさん
・真面目系青年×幽霊的なおじさんとのエッチオブエッチな18禁本です。おじさんのはかなさと、それに惹かれながらも己の欲望と戦う(※抗えませんでした)真面目系青年ヘイズくんとのエッチだけどももの悲しい感じが大好きです。いわゆる「うちよそ」本なのですけど、あまり気にせず読めたのではかないおじさん受け好きなひととか、真面目系青年が頑張って攻めやってるお話好きな人にオススメ!!

僕の真摯な魔女(C-06:博物館リュボーフィ)まるた曜子さん
・日本に7人しかいない《魔女》に恋したしたたかな少年の恋物語。一般文芸に近いジュブナイルノベルだなあという印象があります。容赦ない現実の怖いところ、人間の心の冷たいところを感じさせながらも、それでも好きな人のために頭を使って傍に居続ける系の頭いい男子が好きな人にオススメ。

薄鈍色のパラダイム(C-19:藍色のモノローグ)藍間真珠さん
・多重世界SFファンタジー「white minds」も推したいけど、個人的好みだけで突っ走ればこれがめちゃくちゃおすすめ。
 弟が殺された謎を探るべく、違法な脳改造にも手を出すイブキの姿と、彼女をそれぞれ別の感情を理由に手に入れようとしている二人の男との愛憎が見どころ。オキヒロの一方的な盲目の恋が最高に好きです。

エモーショナル・サイオニック(C-25〜26:千美生の里) 野間みつねさん
・何度も推してますが、私はほんとこの本好きです。未来世界で生きる超絶超能力者クレインのアクションとドラマを描いた一作。なによりもルビ芸と重厚なSF超能力アクション。超絶な所以でいろいろな騒動に巻き込まれるクレインの過去がつらい。あと、あとがきの「実はこういうはなしですよ」っていうのを読むのが好きです。

繋ぎ屋台帳(D-02:つばめ綺譚社)紺堂カヤさん
・年齢不詳の店主が営む「繋ぎ屋」の日々をつづった連作集。ひととひと、ものを繋ぐ不思議なお店のお話は、書記として雇われている「私」の視点から描かれています。どこか夢に迷い込んでしまったような、幻想的で静かな語り口と、その不思議さは、現代ローファンタジーお店ものが好きな人にもオススメ。

ウィッカン・ガールズ!(D-06:亜細亜姉妹)あきらつかささん
・電子魔術系シェアワールド「タブレットマギウス」のお話。電子魔術を競技に使う「ウィッカン・マッチ」で奮闘する女の子たちの青春ライトノベル。女の子ばかりですが、基本的にあきらさんの描かれる女子は応援したくなるような性格が多いので、前向き部活ものが好きな人にオススメ。

勇者のいない世界で(セット)(D-08:DA☆RK'n SIGHT) DA☆さん
・気になる女の子は異世界では「魔王」でした――! 異世界で繰り返し「世界を変える」学園青春ライトノベル。部活要素もどんでん返しもあるので、高校生たちがワイワイして驚きのあるラノベが好きな人にオススメ。

アクリルガラスのあいだ(D-15:まよなかラボラトリー) 紙箱みどさん
・ご存知人魚トラック。人魚が水族館にいる世界観、そんな人魚に恋をした男の物語。男側の過去の描き方の秀逸さに舌を巻いた記憶。この読みやすいのに刺さってくる感じが凄い。そしてだからこその人魚との恋。

結婚相談員の桐島です(D-23〜24:シュガーリィ珈琲) ヒビキケイさん
・ひょんなことから謎のイケメンに拾われてしまった青年と、残念イケメンの桐島さんの同居生活ヒューマンコメディ。社会で働くことや、だれかと家族になること、そのグラデーションのドラマを存分に楽しめる一作。怒涛のラストが好きです。つらいよな桐島さん……でもそれでも、結婚相談所に訪れるひとびとの幸せの手伝いをする彼がいとおしい。

落ち星拾い (E-25:アリスチルス月面研究所)文野華影さん、青川有子さん
・流れ星ハンターをモチーフにした合同誌。ファンタジーの世界で〈修復士〉を目指す青年と星拾いの少女との旅物語「花と星の歌」。幻想的でまさにファンタジーにふさわしい文体は、彼らの不思議な職業のお話を際立たせていると感じます。
「フリージアと流れ星の夜」は学園すこしふしぎファンタジー。だれかのためになにかをする、自己愛と他者への愛が入り混じる切なくも真っ直ぐなお話は、心に刺さる人が居るはず。というか私の事です。センシティブな物語に触れたい人にオススメ!

あるペロリストの酒記・壱(E-26:三日月パンと星降るふくろう)雲形ひじきさん
・短いながらも幻想的かつ艶やかな文体で、実在する日本酒の「味」の物語を紡ぐ「ペロリスト」シリーズ総集編。
 粋な語り口で、まるで口の中にそのお酒の味が染みわたるようです。

《女の子と女の子が結婚する世界》WEDDING INVITATION(F-24:冬青)あずみさん、柳川麻衣さん
・同性同士でも結婚が出来るようになった現代日本を舞台に、社会人女性たちが「結婚」し、生活を共にするドラマを静かに、しかし心に刺さるタッチで描いた一冊。
 『ついの棲みか』 は、シェアハウスで暮らす女性が、周りの結婚話に感化されて、自分たちの関係性を見つめなおす一作。同性間だけの問題ではなく、男女の関係も並行して語られ、だれかと「籍をいれること」に関して見えてくる景色が描かれているように思えます、学生時代の過ちの辺りは心が痛みました。
『風船と鍵穴』は、《推し》を愛する腐女子同士が「結婚」を選んで暮らしているけれど…というところから始まるお話。同人活動や、CP論争や活動スタンツなどがリアル。同人活動に絡めた自己の秘めた願望や欲望、不安が痛いほど伝わってきます。
 二作に共通するのは、同性同士だからこその淡い関係性。燃えるような情熱の愛ではなく、あくまで生活と人生を共にする「パートナー」の契約としての「結婚」。名前にしがたい関係性のグラデーションの一端を見せてくれた本でした。
 ラブラブとか、シチュエーションが、ということよりも、多様な関係性を覗いてみたいひとにオススメの一冊です。

人形小説アンソロジー「ヒトガタリ」(G-16:柳屋文芸堂)杉背よいさん、柳田のり子さん、匹津なのりさん、西乃まりもさん
・人形をテーマにしたアンソロジー。現代FT、SF、現代文芸系、時代小説風といった硬派なジャンルで描かれる「人形」のあり方が興味深い一冊。

赤目のおろく(I-04:UROKO) 三谷銀屋さん
・江戸時代を舞台にした、地獄とこの世を行き来する和風怪奇ファンタジー。偶然地獄で不思議な目玉を手に入れてしまった少女・おろくの数奇な運命のドラマです。目玉売りの青年・英太郎と同居してる死神の左之吉、閻魔大王の一人娘のお辰の三人組の関係がすごく好きです。英太郎さんは優男だし左之吉はひょうひょうとしてる感じですがいろいろ抱えてるしお辰さんはカッコイイ。特に英太郎と左之吉の関係性はドラマにも影響しているので、要チェックだ! 

江戸川悠の考察教室(I-08:S.Y.S.文学分室)堺屋皆人さん
・日本の文学作品を文字通り「考察」する、文学の面白い教科書のようなシリーズ。元ネタである文学作品を知らないと読めない仕様ですが、大概の作品が青空文庫で読めるし、親切な事に巻頭に案内もあるので読んでない人でも安心。
 一度は聞いたことのある文学作品の「読み」が江戸川先生の講義でがらりと変わります。文学的な読みは詳しい人にお任せするとして、キャラ萌えとしては平々凡々な男子大学生の淡い恋(ぜんぜん望み薄)だったり、江戸川先生をはじめとする講師陣の仲の良さ(?)を追いかけるのも楽しい一冊です。

変人伯爵の暇つぶし 〜追懐案件〜(I-11:POINT-ZERO) 青銭兵六さん
・自他ともに認める天才の通称「伯爵」と、主人に対しては辛辣なメイドの物語。お困りのご婦人の悩みをこの変人……いえいえ、天才と謎の多いメードが解決していきます。メイドさんの辛辣さが大好きです。

ジェミニとほうき星(委託-03:午前三時の音楽)高梨 來さん
・双子の姉に片思いを続ける男子高校生・海吏くんが、留学先で出会った同性の恋人と親友との交流を経て、ゆっくりと自分の痛みと苦しみに向き合う、青春小説。まず恋人のマーティンがめちゃくちゃ優しいし、好きをきちんと形にするひとで、海吏くんがそれを受け入れて求めていくのはほんとにみてて嬉しくなる。そして、親友の春馬くんは、親友という距離感で、優しく真面目で本当は素直な海吏くんを受け入れ、支えていくのが本当に最の高。とくに春馬くんとのエピソードは、恋人とも、家族とも、普通の友だちとも違う、熱とあたたかさを感じる距離感で、同性の恋人マーティンとは違う立ち位置なのが好きです。
 こちらも、ひとえに一言で言えない、しかし愛と信頼のある関係性を、丁寧かつ文学的な表現で描いた一作です。

誉無きイヴ(委託-08:一服亭) いぐあなさん
・遠い未来のコロニー群、地球の「日本」を下敷きにした第八コロニー、宇宙駅『神田』で繰り広げられる下町人情SFドラマ。可愛い5歳の男の子と子守ロボットが、いろんな怪異に出会います。時代や場所が変わっても、ひとの「思い」は変わらない。表題作の「誉無きイヴ」は、少々シリアス度が高くなりますが、SFスキーさんは納得の緻密さとドラマがありますので必読です。
 ひとのおろかさ、冷たさは存在する。でも、そんなものに負けない優しさが存在するいぐあなさんのお話好きです。

巴市の日々(上)(委託-26:N.T.P.)歌峰由子さん
・広島県にある、怪異が日常に存在する街「巴市」を舞台に、新米公務員陰陽師(!)宮澤美郷が悩みつつ前に進む理屈系オカルトファンタジー。
 妖怪やひとの思念が作り出す怪異ってあると思うんですけど、それがかなりロジカルな論理の元に描かれている「理屈のあるオカルト」が特徴の一作。ただたんに不思議だね~妖怪のしわざだね~的なものでは満足できない人にぜひぜひオススメしたい。
 そしてお役所勤めの悲喜こもごものリアルさと、一見普通に生きたいはずの主人公・美郷のとんでもない設定に驚いてくれ。長髪黒髪の美青年の上に●●の家を出ている訳アリ青年だ! 
 あと特記しておきますが、もしご興味持たれた方は下巻と一緒に買うのを強く強く推奨します。なぜかというと、作者さんはテキレボ後の通販予定が今の所無いので、物理本で手に入れるチャンスはテキレボしかねえんだよ!!!! 分かって!!!!!(WEB公開はされていますが紙媒体読みやすいよ自家製本すげえよ)

空気をソーダで割る方法(委託-34:a piacere)西乃まりもさん
・男子大学生専用下宿『桧山荘』での、どこにでもいそうな人々の欠片を切り取った短編集。まりもさんの描かれる人物たちのドラマは、自分ないし自分の身近にいそうという共感が凄くあります。特に5.魔女の采配は、二つの家族が形を変えて支え合い、一概に恋愛と一言では言えない関係性の良さと切なさが詰まったお話で大好きです。


●全体的に、ジャンルというよりは「キャラクターの関係性」のところが好きな本が多いですね……。特に、恋愛とも友情、BLGLとも区別できない、名前のない関係性といったものが多めです。ひとがひとに好きだと、一緒にいたいというような本が好きです。傾向が似ている方の参考になるといいなあ……。